暮らしやすい注文住宅にするカギは収納!

 

家の中にはどうしても散らかりやすい場所があります。常に室内をすっきりさせておく為には、それぞれの場所にあった動線と大きさ、形状の収納スペースを設けることが大切です。
せっかくたっぷりした収納スペースを作っても、生活の中で使いにくい場所や形状であれば、十分に活用することはできません。

 

部分別に解説
注文住宅の賢い収納方法

お客様の目に触れる機会の多い場所は玄関とリビングです。そしてこの2か所こそ最も散らかりやすい場所です。

特に家族の人数が多いお宅では、玄関のたたきに靴が並んでいる、雨が降れば傘が置ききれないという問題がおこりやすいのではないでしょうか?子供たちが帰宅すると、リビングに脱いだコートや荷物を置きっぱなしにする、おもちゃが散乱しているというような状態になっていると、急な来客があると慌ててしまいます。
このような問題を解決し、室内をいつもきれいにしておく為の必要な収納の方法を考えてみましょう。

リビング

リビングは家族が集う部屋でもあり、お客様をもてなす部屋でもあります。特にお子様が小さいうちは、リビングで過ごす時間が長く、学校へ行くようになれば、帰宅したらリビングに過ごすことが多いのではないでしょうか?
その結果、荷物やコートを自室に持っていくように何度言っても置きっぱなしにする、宿題をしたり、本を読んだりした後もそのままにしてあるというようなことが日常的に続きます。

そこで、リビングには、ウォークインクローゼットタイプの収納がおすすめです。玄関からリビングへの動線上にコートクローゼットがあれば、リビングに入る前にコートが片付けられます。帽子や日傘、乾いていれば雨傘、季節によって履かない靴も収納しておけます。

場所的に余裕があれば、リビングの奥にもう一つの収納スペースを作ると、室内がよりすっきりします。リビングの奥の収納スペースには、子供のおもちゃや、リビングで読みたい本、子供の宿題用品、アイロン、掃除機など、リビングで使う頻度は高いが、出しっぱなしにはしておきたくないものをしまうスペースです。

間仕切壁のリビング側は、CDや本、観葉植物の鉢植えなど見せる収納にし、その奥を間仕切壁の裏という視覚を利用すると、扉をつけずに収納スペースが作れます。子供が両手にいっぱいのおもちゃを持っていたり、お母さんが掃除機を出したりする時に使い勝手のよい収納スペースです。

玄関

玄関は家族が帰宅して初めに通る場所であり、お客様が初めて目にする場所です。家族にとっては使い勝手の良い玄関、お客様にはセンスの良さを感じていただける玄関が理想の玄関です。

玄関で解決したい問題は、靴、コート、傘なので、間仕切りを利用した扉のない収納スペースが便利です。土間の部分を間仕切りで仕切り、来客の目に触れる側には、絵や花を飾って印象の良い空間を作り、間仕切りの内側の棚には、靴や帽子、傘、ベビーカー、子供の外遊びの道具などを収納します。

扉がない分通風が良く、靴のカビや臭いなどが防げる、土間収納なので室内に入れると汚れてしまうが、玄関の外にはおいておきたくないものをしまえるというメリットがあります。玄関の外に、ベビーカーや傘立てを置かなくて済むので、印象の良い玄関回りを演出できます。

スペースに余裕があれば、コートクローゼットも作っておくとより便利です。特に毎日洗えないコートなどの除菌消臭機能、花粉を取り除く静電気除去機能のついているタイプのコートクローゼットは快適です。

キッチン

キッチンは主婦にとって毎日使う場所です。忙しい生活の中で効率よく食事の支度や後片付けをできるようにしておきたいとはだれもが思っていることではないでしょうか?でも現実的には、食器や家電、食品が収まりきらず、あちらこちらに置いてあり、ごちゃごちゃしてしまいがちです。

冷蔵庫に入れる必要のない食品類を収納するウォークインタイプのパントリーを勝手口のすぐ横に設置すると、買い物から帰宅して、すぐに収納できます。車をお使いの方は勝手口に車がつけられるようにしておくとさらに便利です。パントリーの棚の奥行は、収納する食品に合わせて、浅い棚、深い棚を取り合わせておくと、探しやすく、取り出しも楽です。

スペースに余裕がない場合には、キッチン内のデッドスペースを利用して棚式のパントリーを設置するのも良い方法です。棚式パントリーの場合には、キッチン内での動き安さを考慮して位置を決めることが大切です。

また、シンクとガス台周りは、メーカーによって機能が異なりますが、システムキッチンではオプションで様々な収納をつけられます。シンク下も新しいタイプのシステムキッチンではかなり広い収納がとられています。シンクとガス台周りの収納は、システムキッチンの種類やオプションによって使い勝手の良さが変わってくるので、モデルハウスやカタログで十分に検討しましょう。

洗面所

洗面所は、洗面所だけで独立している間取りより、朝晩の洗面以外に、入浴の際には脱衣所としても使う間取りが一般的です。そして多くの場合、洗濯機も置かれています。その他、どうしてもごちゃごちゃしてしまいがちです。

家族が快適に衛生的に洗面所を使う為にも、お客様にもいつでも使っていただける状態にしておく為にも、洗面所はすっきりさせておきたいものです。
その為には、ゆったりした収納スペースを設け、洗面所内にタオルや洗面用具を収納するスペース以外に、洗濯ハンガー、洗濯石鹸などの洗濯用品、お風呂の掃除用品、入浴後に着替える下着やパジャマを収納できるようにしておくと便利です。

 

寝室

寝室の家具はベッドとナイトテーブル程度なので、狭くてもすっきりさせたいという場合には、ウォークインクローゼット、部屋を広々させたいという場合には、壁付けクローゼットが向いています。壁付けの場合、奥行きをハンガーが余裕をもってかけられる60センチを取られるだけなので、それほど部屋の広さに影響を与えません。

また、ご夫婦の寝室と子供部屋を繋ぐ位置にウォークスルークローゼットを設置する方法も、スペースが節約できます。ただし、子供が成長すると、両親との共有クローゼットを嫌がるかもしれないので、その時が来たら、分けて使えるようにしておくと良いですね。

子供部屋

子供部屋は成長に伴って使い勝手が変わっていくものです。将来的には2部屋に分けられる間取りにするお宅もあると思います。その為、収納スペースもフレキシブルなタイプが向いています。

例えば、移動できる収納スペースにしておけば、将来それを間仕切りにすることができます。棚も可動式にしておくと、身長に合わせて使いやすい高さに調整してあげられます。子供が使いやすい高さにしておけば、自分でお片付けをする習慣もつけやすくなります。

始めから子供部屋を分けて作る場合には、2つの部屋の中央に共有できるウォークインクローゼットを設置すると、スペースが節約できます。その結果、部屋も広々し十分な収納スペースも得られます。

 

収納スペースを考える際のポイント

生活動線

日常生活の中で使いやすい場所であるかを考える

大きさ
  • 収納にこだわるあまり、部屋を狭くしてしまうことの無いよう、部屋の広さと収納の幅、奥行きのバランスを考える
  • 収納するものの大きさに合わせて収納スペースの大きさを考える
ライフスタイルの変化

子供の成長に伴い、変化するライフスタイルに対応できるかどうか考える

 

収納スペースは、暮らしの快適さに直接つながりますが、注文住宅を建てた方の中で間取りに失敗したと感じる最も多い理由も収納です。
収納スペースが足りなかった、反対に大きくし過ぎて使い勝手が悪かった、玄関にクローゼットを作らなかったので、玄関が片付かないなど、失敗したと感じる理由は様々です。

家族構成や生活のスタイルによっても、収納スペースが必要な場所や大きさ、形態は変わってきます。自分たち家族にとって最も使いやすい収納スペースを考えましょう。

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